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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
参加してきました「Google Cloud Next 2018」!
まあ盛大なイベントで、まあ新発表がいっぱいありまして、もうどれが重要な発表なのか、わからなくなるくらいでした。
私はノンプログラマー代表として、G SuiteやGoogle Apps Script関連のセッションを中心に参加してきました。
そんな私がまとめたノンプログラマー向けのGoogle Cloud Next 2018 ツイートまとめはこちら。
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今回はそのレポート第1弾ということで、Google Cloud Next 2018とは何かの紹介と、1日目の基調講演からG Suite関連のビッグニュースをお届けします。
では、行ってみましょう!
Google Cloud Nextとは
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Google Cloud Nextとは、Googleが提供をする最新のクラウドの世界を基調講演、セッション、ブース、その他様々なプログラムを通して体験できる、2日間に渡るイベントです。
今年開催された「Google Cloud Next 2018 Tokyo」はザ・プリンスパークタワー東京と東京プリンスホテルの2会場で同時開催。
基調講演は2会場が同時に連動して開催され、ブレイクアウトセッションは2会場の10のルームとオープンステージで全130セッションが行われました。
また2会場それぞれにスポンサーブースコーナーを設置、さらに会場間の移動手段としてシャトルバスが運行されていて、自由に行き来できます。
なんだ…すごいっす。
ここ2年のGoogle Cloud関連イベントの変遷
ちょっと昔話になりますが、私が最初に参加したGoogleのイベントは、2016年の「Google Atmosphere」というイベントで、どちらかというとビジネス寄りメインのもの。六本木の森タワーで開催されていたと思います。
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このときに、CEOスンダー・ピチャイさんがいらして、「AIファースト」というワードを強く訴求しはじめた印象があります。
昨年2017年から、GCPを中心とする技術系と、G Suiteを主要ツールとするビジネス系とのイベントが合体して、「Google Cloud Next」になりました。
ザ・プリンスパークタワーで開催され、来場者数は13000人。
そして、今回の申込数はなんと、その倍近い申し込みがあったそう…!!
年々、倍々ゲームで規模を拡大している、大注目のイベントなのです。
基調講演で発表されたG Suiteに関するトピック
さあ、そんなビッグイベントの1日目の基調講演ですが、最初っから盛りだくさん。
ただ、どちらかというと1日目の基調講演はビジネス寄りでしたね。
特に、UNIQLOの株式会社ファーストリテイリングのCEO柳井さんの登場と、協業事業「アリアケ」の発表が大きな注目を浴びました。
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その他、技術系の発表もありましたが、それらについては他の記事におまかせするとして、G Suiteを中心に発表された内容をまとめてみます。
G Suiteは14億のアクティブユーザー、400万社の契約
G Suiteは月間アクティブユーザーが14億…!ユーザー数ではなくて、月間アクティブユーザー数ですよ。
そして、契約社数が400万。確か、毎年100万契約ずつ増えているという勢いです。
周りを見ると、まだG Suiteを使っていない会社のほうが多い印象なので、まだまだ増える余地はありますよね。
セキュリティセンターの調査ツール
セキュリティセンターはG Suite管理者がひと目でいろいろなセキュリティに関するアクティビティを把握することができるダッシュボードで、G Suite Enterprise以上で利用可能です。
今回、このセキュリティセンターに「調査ツール」という機能が導入されたという発表がありました。
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管理者はこれにより、セキュリティに関する調査や管理をコンソールから簡単に行えるそう。
今回は「セキュリティ」「セキュア」というワードもよく聴きましたし、それを表す「盾」のアイコン画像も非常によく目にしましたね。
Google Cloudがセキュリティを超重要視していることがわかります。
デジタル変革を可視化するワークインサイト
G Suiteの利用状況やコラボレーション状況を把握することができる、ワークインサイトという新機能の発表がありました。現在はベータ版として提供されています。
このツールにより、どのチームがトレーニングを必要としてるか、またチームごとのG Suiteの各アプリのアクティブ率や、チーム同士が協働できているかどうかを把握することができるようになります。
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これ…導入したら超面白い発見がありそうですよ。
「機械学習」の導入が進む
今回のイベントは全体を通して「AI」という言葉よりも「機械学習」という言葉のほうがよく使われていたという印象があります。
G Suiteにおいても、機械学習に関連した多数の実績とリリースが発表されました。
まず、すでに導入されている事例として
- スプレッドシートのデータ探索
- Gmailのスマートリプライ
があります。
Gmailのスマートリプライは、メールの返信例を3つ、レコメンドしてくれる機能ですが、Gmailアプリの返信のうち10%がスマートリプライで行われているそうです。
また、今回新たに発表されたのが
- Gmailのスマートコンポーズ
- カレンダーの会議室自動提案
- ドキュメントの文法チェック&校正
といった機能です。
Gmailのスマートコンポーズは英語版のみのようですが、メールでいくつかの単語を入力した段階で文脈を解析して、その後に打つであろう文章を予測アシストしてくれる機能です。
これは…すごい!
日本語、いつになりますかね…?
ちょっと時間かかりますかね。
しかし、機械学習が本格的に各アプリケーションに搭載されてきましたね…今までは1つ2つという感じでしたが、あっちもこっちも機械学習が使われているという状況になってきました。
まとめ
以上、Google Cloud Next 2018とは何か、またその1日目基調講演から、G Suite関連のニュースを紹介しました。
G Suiteに限らず、強く訴求していたのは「セキュリティ」と「機械学習」ですね。
セキュリティに関しては、極限まで経営者が納得でき、そして管理者が管理しやすいように。
機械学習に関しては、G Suiteのいたるところに用いられている、そんな未来がかなり現実的になってきたように思えます。
さて、他にも魅力的なセッションが多数ありましたので、レポートをしていきますね。
どうぞお楽しみに!