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名刺管理アプリCAMCARDの連絡先リストをスプレッドシートに取り込む

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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

Google Apps Scriptでメールマガジンのシステムを作成してきました。

こちらの記事で、まだ簡易的ではありますが、メールを配信できる状態にはなっています。

たったの38行!Google Apps Scriptで超簡易メルマガ配信システム
Google Apps Scriptで超簡易メルマガ配信システムを作成しています。今回はいよいよスプレッドシートのアドレス宛にドキュメントの本文をGmailで送信する処理を追加していきます。

さて、メールマガジンを送るという業務を考える場合、メールを送るという作業を自動化しても、まだ完全には楽ちんにはなりません。

そうです、配信リストを作るという作業が残っています。

配信リストを作る場合…まさか、名刺の情報をコツコツ手入力で打ち込んでいたりしませんよね…?

すでに存在するデータを活用しましょう。

例えば、名刺管理アプリで取得したデータを上手に取り込むと簡単に作成、更新ができます。

今回の記事では名刺管理アプリのCAMCARDの特徴をお伝えしつつ、CAMCARDから連絡先リストをエクセル形式で出力しスプレッドシートへインポートする方法についてお伝えします。

CAMCARDとは?

CAMCARD(キャムカード)とは名刺をスマホで撮影するだけでクラウドデータ化することができる名刺管理アプリです。

名刺管理アプリはいくつかのサービスがありますが、いずれも

  • スマホで名刺を撮影するだけでクラウド上にデータベース化
  • スマホやPCなどのデバイスから名刺データを利用

という機能を提供していまして、ちょっと使うだけで名刺管理がたいへん楽ちんになります。

その中でもCAMCARDの特徴としては

  • 撮影した名刺の情報のOCRによる自動認識
  • 無料版の「CAMCARD Lite」でも名刺登録枚数が無制限
  • Excel形式データでのエクスポート

という点があります。

有料版では

  • 広告なし
  • オペレーターによる補正があり

といった機能が追加されますが、データの修正を自分でやるのであれば無料版の「CAMCARD Lite」で十分にお仕事にも活用できると思います。

CamCardで連絡先リストをエクスポートする

さて今回はCamCardのエクスポート機能に焦点を当てていきたいと思います。

CamCardではExcel形式でエクスポートをすることができます。

まずCamCardをPCブラウザで開き右上の「ツールボックス」、続いて「EXCEL形式で出力」をクリックします。

CAMCARDのツールボックスからエクセル形式でエクスポート

しばらくすると「1項目を処理しました」などという表示が右下に出ますので「クリックしてダウンロード」をクリック。

CAMCARDで連絡先リストをダウンロード

すると「Contacts.xlsx」というファイル名のエクセル形式でダウンロードすることができます。

エクスポートされたデータはこちら。

CAMCARDからエクスポートしたContacts

項目としては

  • 名前
  • 社名
  • 部署名
  • 役職
  • Email
  • 電話番号
  • 携帯番号
  • FAX番号
  • 住所
  • 郵便番号

など一通り欲しい情報が揃っています。

メルマガ配信リストあれば、性、名、社名、Emailがあれば最低限ですがOKですね。

エクセル形式なので年賀状の宛先リストを作られるのであれば、そのまま加工できて便利です。

CAMCARDのデータをスプレッドシートにインポートする

今回はメールマガジンの宛先として利用をしていきたいので、エクスポートしたCAMCARDのデータをスプレッドシートにインポートしていきます。

スプレッドシートのメニューから「ファイル」→「インポート」とします。

スプレッドシートにインポート

「ファイルをインポート」というウィンドウが開きますので、「アップロード」を選択した上でアップロードするファイルをドラッグします。今回は「Contacts.xlsx」ですね。

スプレッドシートでインポートするファイルをドラッグ

続く画面では「新しいシートを挿入する」を選択して「インポート」です。

スプレッドシートの新しいシートにインポート

スプレッドシートには「Contacts」という新たなシートが挿入され、CAMCARDの連絡先リストをインポートすることができました。

スプレッドシートにインポートされたContacts

まとめ

以上、今回は名刺管理アプリCAMCARD Liteの特徴とともに、エクセル形式での連絡先リストのエクスポートとスプレッドシートへのインポートの方法についてお伝えしました。

CAMCARDで撮影して取り込んだ名刺データはメールマガジンの配信リストや、年賀状リストなど、様々な活用をすることができます。

ぜひご活用下さい!

次回は取り込んだCAMCARDのデータをGoogle Apps Scriptで上手にメルマガ配信リストに追加、更新をしていきたいと思います。

どうぞお楽しみに!

連載目次:Google Apps Scriptでメルマガシステムを作っちゃおう!

  1. 超初心者へGoogleAppsScriptを始めるメリットをこれでもかと説明します
  2. 初心者でも簡単!Google Apps ScriptでGmailを操作してメールを送る方法
  3. 初心者でも簡単!Google Apps Scriptでドキュメントを取得して表示する方法
  4. Google Apps Scriptでスプレッドシートのリストをもとに宛名を差し込んだメール本文を作る
  5. たったの38行!Google Apps Scriptで超簡易メルマガ配信システム
  6. 名刺管理アプリCAMCARDの連絡先リストをスプレッドシートに取り込む

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